■雑記 「感情の運動」をしておくことが大切 | ほぼほぼ日刊『萬田慎之介のマスコミ内定ブログ』

■雑記 「感情の運動」をしておくことが大切

「感情の運動」をしておくことが大切

筆者は過去の記事で、
「勝つためのジンクス」を自分で作ることが大切というものを書いた。
心理学でいうプラシーボ効果について書いた記事である。

筆者の場合、面接の前にリポビタンDを飲むことが「勝つためのジンクス」で、
グイっと一本飲めば感情も高揚し勢いがつく。
その勢いを持ったまま、面接官とコミュニケーションをとっていた。

リポビタンDを飲むという「勝つためのジンクス」は、
筆者にとっての、「感情の運動」でもある。
面接前に電話で友人と楽しい話をして気分を高めていたのも同じである。

プロのスポーツ選手でも、試合前には準備運動をして体を温めている。
面接を受ける受験者も、面接前に「感情の運動」をして心を暖める必要があるのである。

事前に運動をしておけば、日常の能力を発揮しやすいが、
普段より体(心)が鈍ったまま勝負すると良い結果は生まれない。
そればかりか怪我(面接失敗)をしてしまう原因になる。

この「感情の運動」という言葉は、演出家の鴻上尚史さんが、
著書「あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント」で書いている言葉。

この著書の中には、
「本当に楽しい笑い声は、周りを幸せにします。
なぜか伝染していきます。あなたにはありませんか?
誰かが笑いだし、何がおかしいのかまったくわからないのに、
おもわず心がゆるみ、顔がほころび、笑ってしまった経験が。」
という記載がある。


感情は伝播する。
特に楽しい感情の伝播は「前向きなコミュニケーション」の
基本になる重要な部分である。


特に一人暮らしをしている読者の方は、「感情の運動」が大切である。
朝早い面接だと、誰とも話さないまま会社について、
初めて話す相手が面接官なんてことにもなりかねない。

たとえば、朝食をスターバックスで食べながら店員さんと話をするとか。
コンビニで買い物をするときに店員さんに笑顔で声をかけるのでも良い。

とにかく「感情を運動」させること。
普段とは違う朝をおくることで、心に新しい刺激を与える。
こうすることで、本番である面接でも、
面接官に最高のポテンシャルを見せつけることができるのである。