■コラム 風邪のひき始めにはこう対応する | ほぼほぼ日刊『萬田慎之介のマスコミ内定ブログ』

■コラム 風邪のひき始めにはこう対応する

風邪のひき始めにはこう対応する

前のコラムで、風邪の予防について書きました。
それでも、電車の中や、面接会場、他社のセミナーなど
人の集まるところに行く機会が多いと、風邪をひいてしまうんですよね。

しかも自覚するのは夜。
病院に行くにしても翌朝まで過ごさなければいけない。
どう対応すれば良いか。

いくつか風邪をひいてしまったあとの対応を書くので、
気になる人は目を通して欲しい。

●風邪のひき始めにはこう対応する(Dr.Shinichiro Aoki)

1.風邪をひいたら熱は38℃くらいまでガマンする(解熱剤の使用): ウィルスは熱に弱いため、ウィルスとの戦いには熱がある程度必要。ただし、基礎体温が低く、発熱に敏感な人は医師に相談。氷枕や氷のうは気持ちが良いだけで気休めにすぎない。本当に熱を下げるには、氷のうをわきの下のにはさむ。

2.咳は小さく細かくする: 咳による痰は、ウィルスと戦った白血球の死骸と生きたウィルスの混ざったもので、一刻も早くウィルスを出すために咳が出る。強い咳は体力を消耗する。

3.鼻は片方ずつ小刻みにかむ: 片一方ずつ力を入れないようにかむ。両方一遍にかむと、ウィルスを副鼻腔(鼻の奥)に追い込み、副鼻腔炎(ちくのう症)を起こす可能性がある。

4.室内の湿度は60~80%に保つ

5.入浴後は完全に汗を拭き取る: 風邪のときでも体温38℃までは入浴可能とされ、風邪のひき始めには、風呂の温度は40~41℃に設定して、長風呂をさけ、水滴や汗を完全にふきとること。シャワーのみでも良い。

6.寝る時は厚着をしない: 下着とパジャマで充分。寝汗は皮膚の新陳代謝を阻害して風邪の大敵となる。

7.十分な休養、水分の補給: 結局のところ、これが最も重要。

筆者は、咳を小さく細かくするとか、寝るときは厚着しないなど、初めて知った。
厚着をして汗をかいたほうが良いと思っていたが、そうでもないらしい。
できる限り風邪をひかないのが一番良い。

風をひいてから健康の大切さを自覚しても、
就職活動の期間では遅い自覚ということになってしまう。