■雑記 一息いれるのも大切です | ほぼほぼ日刊『萬田慎之介のマスコミ内定ブログ』

■雑記 一息いれるのも大切です

テレビのキー局は筆記試験も終りのようで面接に進まれている読者もいるかと思います。
テレビ局の場合、首都圏のキー局から大阪の準キー局、系列の地方局という感じで選考が進んでいきます。

なので、どうしてもテレビ局で仕事をしたいという方は受け続けることも可能です。
ちょっと細かい話になりますが、「どうしてもテレビ局で働きたい」っていう志望動機と
「どうしてもやりたい仕事がテレビ局でしかできない」というのは違ってきます。

番組の制作では、制作会社で担当している部分がかなり大きいです。
なので、テレビ番組を作るっていう志望動機では緩いんですね。
局でなくても、制作会社でできる仕事ですから。
「緩い理由」で面接官を説得するのは、すごく難しいです。
なので、志望理由を提出する段階で、ほぼ結果が決まってしまうといっても過言ではありません。

キー局では良い結果を出せなかったが、どうしてもテレビ局にこだわりがある方は、
早いタイミングで反省会をした方が良いかもしれません。
反省会と書きましたが、下向きの反省をするということではありません。

なぜ面接官に分かってもらえなかったのかを分析するわけです。

理由は大きく分けると2つあるはずです。
1つは、志望動機、自己PRがしっかりしていないものであった。
(他人とかぶる部分が多いとか、個性が無いとか)
もう1つは、面接で伝えるコミュニケーションがうまくいかなかった。
(あがってしまうとか、あたった面接官が悪かったとか)

私はかなり沢山の受験者の志望動機を聞きましたが、
やはり志望動機や自己PRが緩い場合が多いと感じます。
どうしても入りたいって言うのに、熱意が感じられないとか。

面接官がどうしても入れたいと思ってくれる志望動機まで引き上げないと、
結果がでることはありません。

あなたにはチャンスがあります。
勢いあまって沢山受験するのはもったいないです。
どうしてもテレビ局っていう願いがあるなら、
戦略的に受け続けてください。
攻め続けて結果をだしている先輩も沢山いますから。