ほぼほぼ日刊『萬田慎之介のマスコミ内定ブログ』 -7ページ目

■雑記 正しい質問には最初から答えが含まれている。

最近、普通の記事ばかりを公開していまして。
堅い文章が多いと読むほうも書くほうも、ちょっとだけ疲れるんじゃないかと。
ということで、たまに雑記を書かせてもらいます。

もう2月に入ってます。この時期になると、結構多くの人が面接を体験してますね。

どういう面接がベストかは記事に書いている通りです。

何を話せばいいのかは、もちろんESの内容です。
(話してることなんて面接官の頭に、入ってませんから。
入ってないのに、受験者も長い話をしてしまう。悪循環ですね。)

話を短く切るとか。対策が必要ですが、それよりESに沿った話がベターですね。

聞きながら面接官は、文章を目で追いかける。
だからESの内容が大切なんです。

じゃ、ESの内容をどうすれば良いかって聞かれると、その人によって違います。(笑

本当に自分のことを文章に書こうとしたら。
無難なことでは、自分を表せないはずです。
「サークルがどうの・・・」とか、そんなにつまんない人ですか?
自分自身が、一番自分のことを知っているはずです。
面接官は、「サークルがどうの・・・」の人って印象しかありません。

自分以上に自分を売り込める人間はいません。

ESの段階で、ライバルにしっかりと差をつけておきましょうね。


んで、タイトルにした件ですが。

面接の中でとか、セミナー会場で、グループディスカッションで。
受験者が質問をする機会がありますよね。

とくに、GDと面接の場が大切なんですが。
せっかくの質問の機会に、意味の無い質問をする人が多いんです。

どんなに良い熱い面接をしても「最後に質問ある?」って、
攻守逆転したときに、しょぼいことを聞いちゃうと印象悪いです。

「福利厚生は?」「残業は?」人事に聞けば良いですね。
「今まで一番苦労したことは?」だからどうしたって質問ですね。

今まで考えに考え抜いた面接をしてたんだから、
その内容の集大成を引き出すような、質問をすべきなのです。

合気道で、こんな言葉があります。

「正しい質問には最初から答えが含まれている。
答えがわからないのは問いの立て方が誤っているから。」

これは、人生で迷ったときに、自問自答して答えがわからない。
そういう場合は、そもそも問いの立て方をもう一度考えろということなんですが。

面接でも同じです。
「正しい質問には最初から答えが含まれている。」んです。

聞きたいことがあるから質問をしますよね。
関心があってする質問ですからある程度は返ってくる答も想像できます。

その「面接官の答えが面接を盛り上げたまま終わらせるのにふさわしいか」を意識して、事前に考えておきましょう。

面接は自分自身をプレゼンするわけです。ここでは演出が必要です。
しっかり売り込まなきゃいけない訳です。

最後の質問で、面接官が自分と働いている場面を創造してくれるには、
どんな質問が効果的かとか。
なにか目的を設定して、質問を練るといいでしょう。

すでに採用を受けてて、感じてると思いますが。
採用って確立論でしかありません。

受験者の能力を見るには、面接官も能力がないといけないですし。
あたる面接官しだいで、落ちる。ただそれだけってことも多々あります。
あたりどころが悪いってことです。

だから一回の面接を大切にしましょう。

これは、気合を入れろって言ってるのではありません。
しっかりシュミレーションしておきましょうよ。

次を勝ち取るために。気合だけでは通れません。

ES書く内容で迷っている時期かもしれませんが、迷いぬいて書き上げてください。

中途半端な文章にしちゃうと、面接が半端になります。
すると、最後の質問でもピントのはずれたことを聞いてしまい、TheEndです。

これは勿体無いです。

あなたを正しく評価してもらうためにも。
ESから、面接の内容、面接の最後の質問まで、フェーズを区切って、
しっかりと考え抜く。

面接を一回でも体感したからこそできる作業です。
さっそく他のライバルに先駆けて実行してみましょう。

内定は皆さんが思っているほど遠くありませんから。

9-5、シンメトリーの法則 バランス良く見せる

シンメトリーの法則 バランス良く見せる

ドラマの一場面で、主人公が家を出るときにネクタイを直す仕草を思い浮かべてほしい。

読者のみなさんも、ワイシャツを着てネクタイを締めたら、
ネクタイが曲がっていないかをしっかりとチャックするだろう。

女性は襟元を気にするしぐさなどである。

これは無意識にシンメトリー(対称性)を確かめているのである。


ネクタイが曲がっていないか自分の姿をチェックするのと同じように、
他人の姿もシンメトリーの法則に反しないか無意識に確認している。

対称になっているものは美しいという思う込みを持っていることになる。


この法則を面接に当てはめるとどうなるか。

受験者によっては、椅子の袖に片方の肘だけついていたり、
面接の開始から終了まで片足に体重を乗せて話したりしている。

この姿は、面接官に不快感を与える可能性が高いのである。

面接会場では緊張した空気が流れていて、その緊張感に圧倒される場合が多い。普段なら気にするネクタイの曲がりも、注意していないと忘れがちである。


注意すべき点

スーツ上着のポケット。片方だけポケットのふたが出ている状態は直す。
ネクタイの曲がりは面接会場で確認する。
メガネがしっかりフィットして曲がって見えないか確認する。
女性の場合は、化粧の際に描く眉が左右対称かをしっかり確認する。


動物行動学を専攻している竹内久美子博士は
「シンメトリーな男」という著書の中で、
シンメトリーな男性ほど女性にもてるし、対称性が高いひとは相手から好意を持たれやすいと書いている。

学術的には、フラクチェイティング・アシンメトリー(F・A)というもので、フラクチェイティングは揺らぐ、アシンメトリーは非対称という意味。

F・Aの値が少ないほど対称性が高いといえる。

競馬で出走する競走馬もシンメトリーな馬ほど速いという結果が報告されている。

この結果からもわかるように、意識的にシンメトリーを実現できる部分は
改善することで、今以上の魅力を出すことができるのである。

面接には欠かせない手法である。
このシンメトリーを意識しながら、正しい姿勢を作る。
手を使って説明するのはいいが、片手だけでなく両手をバランスよく使う。

これで、普段より高感度があがること間違いなしである。