ほぼほぼ日刊『萬田慎之介のマスコミ内定ブログ』 -19ページ目
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nemuiyoさんのトラックバックで添削依頼を頂いた分

nemuiyoさんのトラックバックで添削依頼を頂いた分。
コメントに書き込んだんですが、僕が書いた文章だけでも、
保存しておきたかったので、過去の文章として保存することにしました。


コメント
■ TBありがとうございました。

まず全体的に読んだ印象から。
「サークルの部長で培った経験」のネタを自己PRとか、エピソードで書く人が多いんですね。
だからこのネタで勝負する時は、普通以上にライバルを意識しなければいけません。

つまり、試験官が読み始めて「まぁたサークル関係か。。」って思う前に、
「この受験者の経験はちょっとオモロそうだな」って惹きつけないといけない訳です。

ということは、書き始めが大切なんですが、
ESの出だしが高校時代まで遡ってますよね。
大切な文章でなければ、後回しにするか、切り取ってしまうのが無難ですね。

今の文章だったら「百人を超えるサークルの」っていう書き出しの方がインパクトあります。

あとテクニックで言うと、
「百人を超える」って書くより「総勢107人の」とかの方が効果があるかもしれません。
(数字を具体的に入れるとリアルになります。まぁ今回は「百人を超える」でも良いと思いますが。)
「2002年から」とか年月を入れるのもリアル感を出せます。

最後に「それと同時にリーダーシップ能力、コミュニケーション能力に自信を」って書いてますが、
こう書くと完璧人間になってしまいます。
めちゃくちゃ自信があるならいいですが、オールマイティーな人間ということで大丈夫ですか?

もっと話の内容を深く掘り下げて、ただ一つだけでも自信がある部分を強く印象付ける方が、
良いんじゃないかと思います。

大きな活動をされていたのなら、もっと深い出来事を盛り込めると、
「経験⇒学び⇒成長」っていうのがうまく伝わる文章になるはずです。

あともう一つ、「~ました。」っていう文章が多くて、ちょっと気になりました。
違う語尾を使うことで「強調したい部分」と「そうでない部分」の差をつけるといいと思います。


ES後者の文章に移ります。

「心身を成長させることだと思います。」自分のことを書いているのですから、
「~です。」と言い切ったほうが自信があるように伝わります。


全体を通して、ネタの部分は僕から言えることはありません。
もっと深いネタがあればそれを思い返して、文章に落とし込んで見てください。
ただ、今回のネタは、他の人も書きそうな無難なネタだったことは確かです。

この文章でメーカーとか採用数が多い企業であれば良い所まで行けるでしょう。
マスコミとかの志望であれば、熱意を盛り込まなければいけないかも。

どうしてもその会社で仕事がしたい訳でしょう。
であれば、どんなお題に対しても、「だから御社に入りたい」っていう熱意をこめるべきです。

「部長でコミュニケーション能力を磨いた」。さぁ入社できるか判断してください、ではなくて。
~を通じて~のように考えるようになった。この価値観は~での仕事に活かせるんだ。
っていうニュアンスまで伝えることができれば、かなり良い感じだと思います。

引き出しが沢山ありそうですから、効果的なネタをしっかり探って、
魂のこもったESを完成させてみてください。
萬田慎之介 (2005-02-27 23:46:51)
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