ほぼほぼ日刊『萬田慎之介のマスコミ内定ブログ』 -2ページ目

■雑記 新聞社の筆記まで1ヶ月

新聞社の筆記試験もあと1ヶ月で始まってしまいます。
受験される方、対策はできていますか?

就職活動では、テレビ・新聞で一括りにして、マスコミと呼ばれます。
もっと言えば、広告代理店も含めてマスコミです。

でも、どの業界も色がまったく異なります。
これはなんとなく感じていても、受験しないと実感できないかもしれません。

たとえば記者志望の人は、テレビ局を受験したと思いますが、
それで結果がでていなくても、新聞社には十分可能性が残っています。

なぜなら新聞社で欲しい人材とテレビ局の人材では色が違うからです。
これは内定したあと内定者懇談会にでるとはっきり理解できます。

つまり、言いたいことはテレビで結果が出せなかった方も落ち
込む必要は無いということです。

先日読者の方からメールを頂きました。
要約すると「テレビがだめで、新聞にうかるんでしょうか?」
っていう内容です。

上にも書きましたが、テレビ局で結果が出なくても、
新聞社なら結果がだせる場合があります。
(前に書きましたが、志望理由・自己PRをしっかりさせておけば。)

ただ、テレビ局の結果に引きずられたままでは、その確率は下がってしまうでしょう。
大切なのは一喜一憂しないことです。

友人の誰が面接で先を言ってようが、関係ありません。
そんなことでモヤモヤしているくらいなら、カラオケでも行って憂さ晴らしをして、
ゼロベースの気分で筆記の勉強に打ち込んでください。

新聞社はテレビ局の筆記試験より数倍難しいです。
新聞各社のWebで、過去に出題した問題が公開されているの
で試してみると良いと思います。

過去問を掲載している新聞社:
朝日新聞日本経済新聞讀賣新聞(以上、ヤフー掲載順)

■雑記 一息いれるのも大切です

テレビのキー局は筆記試験も終りのようで面接に進まれている読者もいるかと思います。
テレビ局の場合、首都圏のキー局から大阪の準キー局、系列の地方局という感じで選考が進んでいきます。

なので、どうしてもテレビ局で仕事をしたいという方は受け続けることも可能です。
ちょっと細かい話になりますが、「どうしてもテレビ局で働きたい」っていう志望動機と
「どうしてもやりたい仕事がテレビ局でしかできない」というのは違ってきます。

番組の制作では、制作会社で担当している部分がかなり大きいです。
なので、テレビ番組を作るっていう志望動機では緩いんですね。
局でなくても、制作会社でできる仕事ですから。
「緩い理由」で面接官を説得するのは、すごく難しいです。
なので、志望理由を提出する段階で、ほぼ結果が決まってしまうといっても過言ではありません。

キー局では良い結果を出せなかったが、どうしてもテレビ局にこだわりがある方は、
早いタイミングで反省会をした方が良いかもしれません。
反省会と書きましたが、下向きの反省をするということではありません。

なぜ面接官に分かってもらえなかったのかを分析するわけです。

理由は大きく分けると2つあるはずです。
1つは、志望動機、自己PRがしっかりしていないものであった。
(他人とかぶる部分が多いとか、個性が無いとか)
もう1つは、面接で伝えるコミュニケーションがうまくいかなかった。
(あがってしまうとか、あたった面接官が悪かったとか)

私はかなり沢山の受験者の志望動機を聞きましたが、
やはり志望動機や自己PRが緩い場合が多いと感じます。
どうしても入りたいって言うのに、熱意が感じられないとか。

面接官がどうしても入れたいと思ってくれる志望動機まで引き上げないと、
結果がでることはありません。

あなたにはチャンスがあります。
勢いあまって沢山受験するのはもったいないです。
どうしてもテレビ局っていう願いがあるなら、
戦略的に受け続けてください。
攻め続けて結果をだしている先輩も沢山いますから。